駆け足旅日記

せっかちな人間が駆け足でする旅日記

本州脱出 (盛岡から旭川)

9月1日 天気 快晴
道の駅紫波にてテント泊。朝起きるとテントが朝露で濡れていた...まぁ快晴であるのでゆっくり乾かすことにする。また次の目的である盛岡のわんこそばも11時からであったのでだらだらしたあと100均で買い物したりした。そうこうしているとちょうどよい時間になったのでわんこそばの有名店、東屋本店にむかう。が、すでに予約でいっぱいであったために支店に案内される。そこでひたすらわんこそばを食べる食べる。食べたらすぐにお椀に蕎麦を入れてくれるため、急かされている気分で飲むように流し込む。途中薬味も楽しみつつ105杯でお椀のふたを閉めた。これは終わりの合図である。最後の方は結構つらく、押し込むようにして食べました(笑)
わんこそばは15杯で1人前であるため、7人前食べたことになるらしい。食べるのがつらいわけだ。記念証をもらい、青森のフェリー港に向かって急いで出発。というのも、明日から台風が近づき天気が荒れそうであるためである。
途中に十和田湖による。凄まじかった。十和田湖を今までなめてました。すみません。何というか、スケールを大きいし、周りの山々をよい感じであるし、ぜひ他の人にもおすすめしたい。
そうこうしているうちに青森のフェリー港に到着!6時出発の便のチケットをとることに成功する。そこからはおよそ4時間の船旅である。フェリーの中にシャワーがあることを知らず、準備しておらず浴びそびれてしまったorz
そんなこんなで船室でだらだらしていると函館に到着!北海道に上陸したのだった。
函館といえば、函館を拠点にしているラッキーピエロ。夜10時であったが早速チャイニーズチキンバーガーのセットをたのむ。かなりのボリュームである。そしておいしい!ぜひ東京に出店してほしいものである。後で聞いたところ、なんとwifiと電源もあるらしいとのこと。充電しておけばよかった(涙
函館で有名なものといえばもう一つ、夜景が有名である。しかし函館山はバイクではのぼれず、ロープウェイとバスも遅くてでておらず断念orz
寝床は付近の無料のキャンプ場である上磯ダムキャンプ場にて宿泊。テントは3つしかなく少し不安になりつつ就寝。
移動距離260キロプラスフェリー

9月2日 天気 晴れ
朝起きるとまたもテントが朝露で濡れていた。もう朝露が降りる季節であるらしい。面倒である。
駐車場にいくとライダー発見!話をした。どうやら北海道を何回も回っているらしく、北海道の周りかたや宿など2時間も教えていただいた。感謝
どうやら函館山は登山道で30分もあれば登れるらしいという残念?なことも聞いてしまったorz
そのライダーのおすすめにより今日は倶知安のキャンプ場に行くことに決定。時間が余れば洞爺湖まで往復すればよいとのこと。早速向かう。
朝食は有名らしい焼き鳥弁当をいただいた。
そこからキャンプ場にむかうが、北海道の道ってすごい走りやすい。全然急カーブないし、信号少ないし、ほとんど60キロ道路だしでみんな7~80キロで飛ばしている。スピード感覚が狂いそう。
そのまま倶知安の旭ヶ丘キャンプ場に到着。羊蹄山が一望できかつ駅に近いという素晴らしい立地である。そこでは先に3人ほどのライダーなどがきていた。話を聞くと、羊蹄山は登っておけ!とのことで明日登ることに。夜は常連さんたちによる酒盛りに参加させてもらう。感謝。いつかこのような楽しいキャンプを自分でしてみたいものである。
結局洞爺湖には行かずに夜まで飲み就寝。
移動距離200キロ

9月3日 晴れ
登山のため朝5時に起きると羊蹄山が雲の傘を被っていた。なくなることを願う。
登り始めると最初は緩やかな上りでハイペースですすんだがすぐに急勾配に。しかも雲の中に入ったのかすごい霧が発生する。引き返そうかと思うが気を取り直し登ること3時間30分、山頂に到着。山頂では雲が下にあり素晴らしい雲海が広がっており、ただただ感動的であった。また、火口高山植物の紅葉で明るい色になっており、一足早い紅葉狩りを楽しむことができた。下りでは足が悲鳴をあげ、豆ができてしまった。やはり登山靴ではないティンバーランドのブーツでは無理があったようだorz
登山時間は6時間10分ほどと、8時間のコースタイムより大分はやく、それも一因であるのだろう。
なんとか下山し温泉に入ると時間は4時。けれどなんとか旭川まで進みたかったので走り出すと途中で日が落ち気温がぐっとさがり、凍えながら走る羽目に。他の人は絶対夜の北海道でバイクで走らないでください。
そのまま春日青少年の家のキャンプ場にて宿泊。
移動距離230キロ