駆け足旅日記

せっかちな人間が駆け足でする旅日記

道東 (屈斜路湖から美瑛)

9月7日
屈斜路湖湖畔のレストランぽんと
天気 曇り
いつも通りに6時に起床。翌日の天気が悪いということで、知床半島より先に根室納沙布岬へむかうことに。
まずは屈斜路湖湖畔にある無料温泉コタンの湯へ。ここは湖に面しており素晴らしい眺めを見ながら入れる良い温泉であった。しかしすっっごい熱い!昨日入った人の話ではぬるいということであったので、温度が変化しやすいのかな?また、少し石油のような匂いもした。
次は近くにある神の子池に。神の子池は朝早くいったせいか静かで人もあまりおらず、落ち着いてみることができた。水がすっきりと透明で蒼く、倒木が枯れることなく残っているさまは幻想的であった。美瑛の青い池と比べるとスケールが小さいが神秘度?は負けていない。
その後は峠道をひたすら走り納沙布岬へ。根室市街地から岬まで20キロもあるのには驚いた。また、かなり多くの(北方領土を返せ!)という看板が根室市の名前付きであったのもびびった笑。岬では以前から聞いていた鈴木食堂での生さんま丼を食べようとしたところなんと品切れ。仕方なくカニカレーをいただく。地味に北海道にきて初のカニである。おいしくいただいた。生さんま丼は11時からの競りで入荷しているらしく確実にたべたいなら午後にこいとのことorz
今日最後の目的地である羅臼へ3時間ほどバイクを走らせる。昨日の宿で話を聞いたところ魚を死ぬほど食わせてくれる羅臼のとおまわりという民宿をおすすめされたので泊まることに。料金は朝晩ついて4800円と貧乏ライダーにはかなり高めであるが思いきってしまった。たどり着くとそこには野生の蝦夷鹿が!宿のオーナーさんに言われて近寄ってみるものの怖くては2メートル先から写真をとるのが精一杯だった笑。どうやら最近よく来ているらしい。そんなこんなで民宿の方に入る。そこはリピーターが多いい良いところで、文字通り魚料理を死ぬほど食べさせていただいた。しかもその後は飲み会までははじまり楽しい夜をすごさせていただいた。この宿ではホエールウォッチングの斡旋もしているらしく明日いくことに。6000円は痛いが1度はいってみたいとおもっていたのでいくことにする。
移動距離 390キロ

9月8日
羅臼の民宿とおまわり
天気 雨
久しぶりの雨である。ホエールウォッチングの予約をしたことを後悔いつつ港へ向かい乗船する。結果からいうと鯨1回、イシイルカの群1回をみることができた。しかしどうやら私は船に向いていないらしい。酔うことはなかったがずっと船ですわって機会をまつというのが性に合わないのだ。しかも雨であったので寒くて仕方なかった。道東は海上も冷える!冷えたからだで近くの熊の湯へ。ここも無料温泉である。硫黄泉で白濁しており結構熱いお湯で私好みのとてもよい温泉であった。
その後は局留めで荷物を送っている関係でまた根室へ。荷物を受け取り、ライダーハウスインディアンサマーカンパニーへ。私にしては珍しく4時30分ほどの早い時間に到着し中へするとどうやらここは5時までに入らなければ泊まれなかったようである。危なかった。そこでは2000円で花咲ガニ1杯を注文すると泊まることができるシステムで、おいしくカニをいただいた。そこのおばちゃんも有名らしく色々話をしていただいた。一緒に泊まった人の中になんとヒッチハイクで日本1周している人が!半年続けており苫小牧でゴールらしい。ヒッチハイクのこつを聞くと、どうやら目的地を小さく刻むことが良いらしい。隣の町や2つ先の駅などを書いてたっていると30分もすれば捕まるという。なるほど。
移動距離 160キロ

9月9日
根室インディアンサマーカンパニー
天気 曇り
かきがいつでも取れるという厚岸へ。有名なかきめし(駅弁)を食べようとするがなんと臨時休業orz しかたなく他の場所をタクシーのおばちゃんにきくと近くの直売所がよいとのこと。さっそくいくと安い!かきが1つ190円!ツブ貝の刺身500円!かきは電子レンジでチンしていただくと最高にうまい!ツブ貝の刺身は内蔵まで苦みもなくクリーミーな味わい。厚岸へいったらぜひよってみてください。調理スペースも併設されてるのでご飯だけ持ってけば新鮮な海鮮が安くたべれますよ!
次は釧路湿原が一望できるという細岡展望台へ。すごい景色。まるでアマゾン川ごとくうねった川と湿原が印象的であった。バイクでもすぐに行けるのがよい。
次は豚丼を食べるために白糠恋問道の駅へ。豚丼は帯広に有名な店があるがこっちの方がうまいとのことを他のライダーさんから聞いたためである。本当にうまかった。肉は厚くて柔らかく濃いめの味付けもよい。
次は帯広の六花亭へ。ここはお菓子が安くておいしいと有名であるとのこと。本当に安い。生菓子が1つ200円くらいでしかも一つ一つがおいしいのだ。とくにサクサクパイは本当にサクサクしており菓子好きであってもなくてもおすすめできる。立ち食いではあるがコーヒーも無料で飲めるのもグッド。
その後は帯広の競馬場へ。ばんえい競馬である。競馬の経験はゲームセンターぐらいしかなかったので初心者デスクで質問をしながら挑戦。2000円負けた笑。なかなか当たらないもんですね。2度と競馬はやらんと思いつつ馬の迫力には圧倒された。そりを引いて坂を力強く登っていくさまは凄まじい迫力。
そこからは美瑛のライダーハウス、蜂の宿へ。前回天気が悪かったために断念した旭岳に挑戦するためである。蜂の宿はもうすんごい。かなり古くからあり、ほったて小屋みたいなとこがたこ部屋になっている感じで、中は漫画やゲームがあり学生寮のような雰囲気が漂っていた。隣で電車を改装して料理屋をやっているマスターが管理をしており、500円か食事1500円以上で泊まれるとのことで食事を選択。3品とビールを頼むが料理がすごくボリュームがあり食べきれずに同席していたライダーに少し食べてもらいました笑。楽しいところであったが汚いのが苦手な人はつらいかもしれないです。また宿代わりに連泊してる人同士の馴れ合いがちょっと苦手な感じ。私的にはライダーハウスは一期一会を楽しむとこだと思っている。
移動距離 460キロ